トピックス

兵庫県弁護士会トピックス

≪トピックス一覧へ戻る

SFCG緊急「電話」相談会の実施について

この度、兵庫県弁護士会・消費者保護委員会委員を中心とした弁護士により、無料電話相談を行うこととなりましたのでお知らせいたします。

日 時:2009年(平成21年)6月30日(火)午前10時〜午後3時
電 話:078−361−2551(当日のみの臨時専用電話)
相談担当者:兵庫県弁護士会消費者保護委員会委員ほか

実施の趣旨・目的:
本年2月23日(月)に商工ローン業界大手のSFCG(旧商工ファンド)が破綻し,東京地方裁判所に対し民事再生法の申請をしました。
同社の顧客は中小企業を中心に全国に5万社あると言われており,上記民事再生法の申請がなされる直前に,SFCGから債務者に対し,SFCGが保有する債権を日本振興銀行へ譲渡した旨の通知をしたことから債務者の間には動揺が広まっております。
SFCGは昨年夏以降,資金繰りに苦しみ,ローンの貸出債権を複数の金融機関に譲渡して資金を調達していました。資金調達先の大口の金融機関は日本振興銀行で,SFCGから約1千億円程度の債権を買い取っているとみられております。
しかし,本年3月23日(月)に買取債権のうち,約500億円が他の信託銀行などに譲渡済みだったことが判明しました。こうした情勢の中,東京地方裁判所は貸出債権の二重譲渡などが発覚してSFCGの事業継続が困難な状況に陥ったことから本年3月24日(火)に民事再生手続の廃止の決定をし,SFCGは破産手続に移行することとなりました。
しかし,その後SFCGの元社長の大島健伸氏にも破産決定が出されるなど,さらなる被害の拡大が懸念されております。東京地方裁判所は6月8日からSFCGの債権者(過払い分債権の保有者を含む。)である10万社以上に順次債権届け出の通知を発送しております。
ところが,過払い分債権を保有する債権者の中にはSFCGから債権を譲りうけたとする日本振興銀行から支払い請求を受けたり,あるいは書き換えをしている中小事業者も多く,混乱が予想されます。
以上のことから,この時期にSFCG問題に関する債務者の救済を通して,多重債務者の被害救済のために緊急相談会を実施することで,弁護士会がSFCGの債務者(日本振興銀行や他の金融機関に債権を譲渡された債務者を含む。)や多重債務者に関する相談の受け皿となることを世論に広く訴え,市民に周知する機会とするものです。