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トピックス(2007年-2010年)

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SFCG(旧・商工ファンド)不当請求110番の実施について

この度、兵庫県弁護士会・消費者保護委員会委員を中心とした弁護士により、無料電話相談を行うこととなりましたのでお知らせいたします。

日 時 2008年(平成20年)10月29日(水)10時~16時
電 話 078-341-9001(当日のみ)

1.商工ローン大手の株式会社SFCG(旧・商工ファンド)は、9月上旬から、関連会社である「㈱兵庫アセットファイナンス」等の名で、「担保価値が下がった」等として債務者や保証人に元金の一括返済や追加担保を求める通知を出し、契約通り返済している人にとっては寝耳に水の内容で動揺が広がっています。

2.契約通りに返済しているにもかかわらず、債務者や保証人に突然、残金の一括支払いを求めるケースが相次いでおり、中には「任意整理で和解が成立し、きちんと返済をしている債務者に対し、SFCG側が直接、一括返済を要求する悪質なケースもある」とされています(日栄・商工ファンド対策全国弁護団:木村達也団長)。   
日栄・商工ファンド対策全国弁護団は、10月7日にもSFCGの監督官庁である東京都庁に対して業務停止の申し立てを行ない、10月8日に、相談ダイヤルを開設したところ、首都圏を中心に、全国から約400件の相談が殺到し、「応対しきれない状態」(同弁護団)とのこと。

3.近畿は比較的、SFCGの債務者は少ないとされてきましたが、当会にも、「息子の保証人をしていた。年金収入から延滞なく3年ほど支払ってきたのに、一括請求を受けた。担保割れが生じたというが、そもそも担保など提供していない。」等の相談が寄せられています。   通知先は、SFCGによれば、「約6万人の顧客の内の3割」の1万8000人にも上り、兵庫県下にも、相当数の被害者が存在するものと予想されます。   担保設定がない人や分割支払いに問題のない人にも「担保価値が下がった」として一括返済を求めることは不当な取り立てであって規制されなければならないことです。