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トピックス(2007年-2010年)

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市民の皆様へ~平成2年度役員就任のご挨拶

〔 会長 春 名 一 典 〕

 平成21年度の会長に就任しました春名一典(はるな かずのり)です。

 いよいよ5月から裁判員裁判が始まります。重大事件について、プロの裁判官と市民が、対等の立場で審理に加わり評議をし、判決の言い渡しにも立ち会います。裁判員に選ばれた方々には大変ご苦労をお掛けしますが、「わかりにくい」と言われる裁判に、主権者である市民の感覚と意見を反映して「わかりやすい」裁判にしようという、この制度の趣旨をご理解下さい。私ども、弁護士・弁護士会も裁判員裁判が適切に運用されるよう、基本的人権を擁護し、社会正義を実現する立場から力を尽くしたいと思います。

 また、県下のあらゆる地域と分野で市民や事業者の皆様からのリクエストに応え、各種の法的サービスを提供していきたいと思いますので、どうぞ弁護士会をご利用下さい。

〔 副会長 宇 陀   高 〕

 副会長の宇陀高 (うだ たかと) です。

 私は、職員人事委員会、財務問題検討委員会、選挙委員会など、主として弁護士会内部の会員、職員、会計などの分野を担当いたします。 その他、広報委員会、業務広告調査委員会、司法問題対策委員会、法教育委員会、法曹人口問題プロジェクトチームなどの委員会を担当いたします。

 兵庫県弁護士会としましても各種行事の広報に力を入れているところでありますが、市民シンポジウムをはじめとして市民の皆様にもご参加いただける行事を開催することもあります。そのような場合にはぜひ多くの市民の皆様にご参加下さいますようお願いします。
 特に法曹人口問題につきましては昨年度もシンポジウムを開催し、大変多くの市民の皆様にご参加いただき、ありがとうございました。法曹人口問題は、法曹の人数、ことに私ども弁護士の人数をどうするかという重要な問題ですし、また私ども法曹、弁護士の内部の問題であるのみならず、「法曹の質」という広く市民の皆様に影響を及ぼす問題ですから、引き続いて市民の皆様にはご理解のほどお願い申し上げます。

 それではどうぞよろしくお願いいたします。

〔 副会長 荻 野   淳 〕

 平成21年度の副会長をつとめます荻野淳(おぎの じゅん)です。

 刑事関係、被害者保護関係、被害者加害者対話関係、及び、法科大学院関係の各委員会を、担当します。

 2009年5月21日からは、裁判員制度、被疑者国選の拡大が始まります。市民のみなさんに、裁判員制度や、被疑者国選制度について、広くご理解をいただくよう努めたいと思います。

 よろしくお願いいたします。

〔 副会長 鴇 田 香 織 〕

 平成21年度副会長の鴇田香織(ときた かおり)です。

 私の担当委員会は、人権擁護委員会、両性の平等に関する委員会、子どもの権利委員会、高齢者・障害者総合支援センター運営委員会、災害支援復興委員会、公害対策・環境保全委員会、司法制度委員会、民法改正検討PT、研修委員会等です。ご承知のとおり,本年度は,裁判員裁判の実施,被疑者国選弁護の拡大など,司法制度改革が計画・立法段階から施行段階に移行します。

 これらの新制度の施行にあたって,在野法曹である弁護士により構成される弁護士会には,真の「市民のための司法改革」を実現すべく,現実に即した迅速かつ柔軟な対応が求められているものと考えます。

〔 副会長 中 上 幹 雄 〕

 副会長の中上幹雄(なかじょう みきお)です。

 私が担当する委員会は、業務委員会、司法修習委員会、民事暴力対策及び非弁取締委員会、消費者保護委員会、総合法律センター運営委員会、国選弁護対応態勢確立等推進プロジェクトチーム等の委員会です。

 今年度は、5月21日から被疑者国選弁護の対象が、これまでの法定合議事件から必要的弁護事件にまで拡大することで弁護士が担当すべき事件数が飛躍的に増加いたします。それに伴い、弁護士会では態勢を整備いたしましたが、その態勢に不備がないか不断のチェックが求められます。

 また、6月5日には神戸市において民事介入暴力対策全国大会(民暴大会)が我々弁護士と警察、暴追センター共同で開催されます。多くの市民の皆さまにご参加いただけますようお願い申し上げます。

~平成21年度役員~左から、中上副会長、鴇田副会長、春名会長、宇陀副会長、荻野副会長
~平成21年度役員~
左から、中上副会長、鴇田副会長、春名会長、宇陀副会長、荻野副会長